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【クロネコヤマトのメール便配達って儲かるの?】
退院した私は、上手く動かない左手のリハビリの為にも、メール便の配達を
しながらリハビリに励みました。
面接時にはメール便ではなくて、普通の荷物の配達をして欲しいと頼まれました。
しかし、当時私の左手の握力はほとんどゼロでした。
荷物を両手で持てません。
メール便の配達はとても単価が安いです。
何故みんな普通の郵便ではなくてメール便で送付するかは、安いからですよね?
当然メール便の配達の単価も安くなる訳で、
メール便1つ完璧に配達出来て20円です。
宛先不明などで持ち帰ってしまったものはお金になりません。
朝配達するエリアの分のバーコードを読み取らせ、
多い時で受け持ちの地域のメール便は1日に150件以上ありました。
坂道の多い地域でしたし、
田舎なので住宅が密集しておらずに範囲が広いのです。
動かない左手に袋を抱え、動く右手でバーコードリーダーを操作し、
ポストに投函する。
初めのうちは地図を片手に家の番地と睨めっこです。
自転車は左手がネックで乗れなかったので、空き地に車を止めて、
近所の分を持って歩いて配達していました。
メール便の荷物が結構重いのもキツかったですし、左手のハンデも辛かったです。
しかし、最大の敵は「トイレに行くところが無い」事でした。
田舎ゆえコンビニも無い地区で、公衆便所のある公園などもありませんでした。
相変わらず水分補給は必要でしたから、
トイレに行きたくなると自宅に戻りました。
朝7時から暗くなるまで休憩もせずに回って、1日100件がやっとでした。
貴重な日給2000円でしたね。
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