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【臨床検査技師の勉強のメリット】
こうした「人体に付いてもっと詳しくなりたい!」と言う私の欲求は、
他のクラスメイトよりも一生懸命頑張って勉強(本人はあまり勉強と思っていない)
すると言う形で現れました。
そして本来だったら長い休みの間はのんびりしたり、
アルバイトしたりするのでしょうが、前にもお話した様に解剖助手をしていました。
「見るのと聞くのでは全く違う」と良く言いますが、全くその通りで、
頭に人間の解剖学的な臓器の位置が入っていると、超音波などでスキャンする時にも
取っ付き易いですね。何でも慣れですが……。
一時は臨床検査技師の養成学校が増え過ぎてしまい、
検査が機械化されて需要が減ってしまってからは求人も少なくなり、
就職出来ない人が多く出た様です。
そこで学校が閉鎖になってしまって、今は逆になり手が少ない様です。
私の母校も例外ではなく今は検査技師のクラスはありません。
看護クラスは残っていますがね。
これを読んで気になった方は技師になっても良いと思います。
例え国家試験が受からなかったとしても、病気のメカニズムを知る事は
とても大きな財産になります。
何で病気になるか分かればそれを予防出来ますし、病院で何の為に検査するか
理解出来て、検査データの見方も分かります。
病院の検査が怖くなくなりますし、当然正確な検体の採取の仕方が分かります。
栄養学的な観点から食事を見直したり、普段の調理から病気になった時の食事箋まで
応用が利きます。これは大きいです。
栄養士になって栄養学を学んで調理の仕方を習う以上に、細菌学から栄養学の基礎、
病理学や公衆衛生学の幅広い知識は、実際に元気で長生き出来る秘訣を知る方法です。
食事のバランスが良い事は全ての病気の予防ですからね。
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